開催案内


「第23回日本小児肺循環研究会学術集会」 開催案内
当番幹事:土井 拓
 (天理よろづ相談所病院
 先天性心疾患センター
 /小児科)
 
 本研究会は、epoprostenolが国内に登場するよりも前、1995年に第1回が開催されていますが、この名称には、創設メンバー各位の、肺高血圧だけに拘らない、広い視点と深い想いが込められているように思われます。 実際小児循環器に携わる私たちにとって、肺循環は比較的身近な診療対象です。心疾患に伴う肺高血圧は、Eisenmengerを含め日常的に接していますし、肺動脈弁の閉鎖・狭窄から末梢性の単発・多発の狭窄、フォンタン循環や肺動静脈瘻、肺静脈の閉塞など、肺循環に関わる多彩な病態・症例が、私たちの診療の対象になっています。
 このように、誰よりも肺循環に親和性のある私たちだからこそ提示できる、他所にない知見といったものがあるはずですし、それらを参加者間で共有するとともに世の中に発信してゆくことが本研究会の使命であると理解し、運営に携わりたいと考えております。

 一方、肺高血圧が極めて予後不良な疾患であるとの認識は、この20年足らずの間に昔話のようになってしまいました。これはこの領域に関わる方々に共有の思いだと考えます。治療選択の幅は広がり、いまや肺高血圧は治療可能な、そしていくぶん身近な疾患に立ち位置を変えました。こうした肺高血圧医療の目覚しい展開は、実際の診療の現場のみならず、薬理や病理そのほかの基礎研究の分野、さらには薬剤の開発から流通に関わる製薬会社など、多方面で数多くの皆さんの努力が積み重ねられて達成されたものと言えましょう。今回も、こうした多方面の方々から、広く演題を賜り、肺高血圧に対する新しい知識を皆さんと勉強する場になるよう、努力したいと存じます。

 今回は、京都大学の先生方のお力をお借りして、肝疾患に伴う肺循環異常に関して討議を深めたいと考えており、京都大学医学部長、上本伸二先生には、皆様には多少馴染みが薄いかも知れませんが、肝移植について特別講演をお願いしております。また、京都大学呼吸器外科教授、伊達洋至先生から肺移植の現状についてのご講演を頂く予定にしております。一方海外からは、佐地勉先生、土井庄三郎先生のご差配を頂き、小児救命集中治療や新生児・小児肺循環の分野で鋭意ご活躍中のJeffrey R. Fineman先生をUCSFからお呼びする予定となっております。

 先生方におかれましては、多くの演題応募をお願い申し上げます。稀少な症例に孤軍奮闘される先生には、どうぞその悩みをご提示下さい。解決法が見つかるかもしれませんし、コンサルテーションの絆が生まれるかも知れません。経験豊富な先生からは、そのご経験から培われたちょっとしたtips・新たな知見なども、ご提示頂ければ幸いです。

 今回も本研究会が、活発な議論を通じ新たな情報を発信し、肺循環の分野の発展に貢献できるよう、運営面で最大限努めてまいる所存です。しかしながら、なにぶん力足らずでございますので、各方面からのご援助・ご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。

開催日時 2017年(平成29年)2月4日(土)
午前10時〜午後5時予定(受付開始 午前9時20分予定)

開催場所

笹川記念館
〒108-0073
東京都港区三田3-12-12
TEL.03-3454-5062(代)
会場地図

参加費

5,000円
共催セミナー開催予定
 

1. 特別講演(海外招聘講師)
    時間枠:40分(予定)

2. スポンサード・シンポジウム
    時間枠:40分(予定)

3. スポンサード・ランチョンセミナー
    時間枠:50分(予定)

4. 教育講演
    時間枠:40分(予定)

演題募集
募集演題 ≪会長要望演題・・・一部指定と公募≫
  1. 肝疾患・門脈体循環シャントに伴う肺循環異常に対する治療戦略
  2. エポプロステノール治療を円滑に実践するための「tips」
  3. 新しい標的治療薬の治療経験

≪一般演題(公募)≫
  ・肺循環、肺高血圧に関する臨床演題・基礎研究・その他

演題募集要項 抄録はテキスト(Microsoft Word等)の添付ファイルにて、info@med-ppc.jp[事務局]宛てにご送付ください。
抄録記載内容 「演題名」 「演者氏名および所属」 「共同演者」 「本文(400字以内)」 を記載してください。          Wordテンプレート
抄録受領確認 受領確認はE-mailで返信いたします。
なお1週間以上事務局より受領確認がない場合は、事務局までご連絡ください。
演題募集期間 2016年9月16日(金)〜11月17日(木)

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